セバスチャン・サルガド アフリカ 生きとし生けるものの未来へ

東京都写真美術館

12/5 行って来た。
感想は、★★★★★

前から行きたい行きたいと思っていた期待感もあり、
私としてはとにかく素晴らしかった。


主にアフリカの紛争地や難民キャンプを写した写真で報道的な要素が強いはずと思っていたが、
(今展覧会の説明よく見ると経済学が専門の方なのね。なるほど)

絵画みたいだった。

不思議。


観てる間の心のつぶやきは

あぁ。人間て本当にもうダメっていう時ってこういう顔になるんだなぁとか。
子供ってなんて目力あるんだろうとか。
少数(?)民族(ハンガ族だかティンガ族だか名前忘れた汗)の女性の崇高な佇まいにドキドキとか。

とかとか。


日曜美術館でも紹介されたらしく土曜ということもあって大盛況。
行列に沿ってゆっくーりゆっくーり進みながら観るしかなかったのだが
それもいつもならイラちな私は興味が無い物は飛ばし飛ばし観ていくところを
1枚1枚興味深くじっくり拝見。


あと少しでもアフリカの状況や情勢を知ってから観にいくともっと感銘を受けるかと。
私ももっと勉強して行けばよかったと思った。

取り急ぎ私のオススメは松本仁一さん「アフリカを食べる/アフリカで寝る」

アフリカを食べる/アフリカで寝る (朝日文庫 ま 16-5)

アフリカを食べる/アフリカで寝る (朝日文庫 ま 16-5)

ただのアフリカごはんや寝床の本では無いところがいい。
ご飯を食べたり寝たりする中で分かるその国の文化などを記者目線で考察している素晴らしい本。