「毒になる親 一生苦しむ子供(講談社+α文庫)」スーザン・フォワード著を読んでみた

結論からいうと、うちの親は当てはまる部分があるなとは思いましたが
やはりそれがどう抜毛症につながったかった可能性があるかはわかりませんでした。


ただ、昔から情緒不安定なところがあるし人の顔色ばかり伺ってしまう性格なんかは
非常に親の影響であるだろうと納得しました。


いつ怒り出すか分からない癇癪(かんしゃく)持ちの父と、
父の癇癪(かんしゃく)にはオロオロするだけ、兄・世間や他人を気遣うあまり、
私や姉をないがしろにする母(と、私は受け取っている)
詳しくは書かないけど問題児の兄、
という環境の中で、自分の中の幼い子供の部分
「わかってほしい」「心配してほしい」
といった、かまって心を押し隠して生きてきたのだと自覚しました。



この本の最後には「親と対決せよ」と書いてあります。
自分がされて嫌だったこと、これからはどうしてほしいかをはっきり伝えることが
一番自分の為になり、気持ちを上向きにする近道とのこと。


これにはかなり準備がいるとも書いてありました。
そう重い毒親ではないだろう、うちの親でもちょっと言いにくいですしハードルが高い。


今さら何を言っているんだ。
そのとき何故言わなかった。
これからどうしろって言うんだ。


的なことを言われて終わりでしょうね。
本にも書いてありましが、ほんとその通りかと思います。



でもいつの日か、冷静に話し合いができるときが来たらいいな。